浅野佳寿子のプロフィール


浅野 佳寿子(あさの かずこ)

 

LEAF訪問看護ステーション所長

株式会社Sallow・Field 代表取締役

 

 

【保有資格】

正看護師

ポドロジープロフェッショナル

NARDアロマアドバイザー

JAAアロマインストラクタ—

アロマハンドリラックスセラピスト


2015年5月に株式会社Shallow・Fieldを設立。同年9月にLEAF訪問看護ステーションの所長としてスタッフをまとめながら、一訪問看護師としても患者様やそのご家族の看護ケアにあたっている。

 

高校卒業後、3年過程の看護専門学校に入学し、正看護師免許を取得。

その後、実習先の病院であった江南厚生病院に入職し、血液内科病棟に勤務するも、持病の先天性股関節脱臼よる左股関節痛が悪化し、退職を余儀なくされる。

すぐに手術をする気にはなれなかったが看護師の仕事は続けたいという思いが強くあり、自宅近くの総合病院の外来で非常勤看護師をしながら、股関節に負担をかけないよう看護業務に携わる。

 

約9年の勤務期間の間に耳鼻科、眼科、婦人科、泌尿器、小児科、内科、処置室、救急外来、手術室など様々な看護業務に携わり、幅広く看護の知識や技術を身に着ける。

 

途中、股関節の手術を受け、1か月におよぶ入院生活を経験し、看護される患者様の気持ちを体感したことで、その後の自身が提供する看護は一層、患者様の気持ちに寄り添ったものになっていった。

 

退院後は、職場に復帰し結婚・出産を経験。託児所が併設されていたため、産休明けから看護師業務に従事する。

 

その後、子供が幼稚園に入園したのを機に、今まで経験したことのない看護を学びたいと考え、メンタルクリニックで3年間、介護付き有料老人ホームで2年間勤務。

 

子育てをしながら働く中で、子供が体調を崩すことが多く、心身ともに元気になるような自然療法はないものかと模索していたところ、アロマテラピーを知り、その自然治癒力を高める芳香成分の素晴らしさに魅せられ、多くの方に伝えていきたいとの思いから、看護師を続けながら自宅でアロマセラピーのサロンとスクールをスタートする。

 

看護師とアロマテラピーの講師という2足のわらじ生活は、家族の都合で名古屋市へ引っ越すまで約8年にも及び、近隣の幼稚園や小学校のPTA講座、市民講座やイベント等、自宅サロンやスクールのお客様も含め1000人以上の方にアロマセラピーの素晴らしさを伝えることができた。

 

アロマテラピーの講師をする中で、看護師として、医療の現場でもアロマテラピーを提供し、症状や痛みの緩和に役にたてたいと思うようになる。

そんな時、訪問看護師という仕事に出会い、アロマテラピーとフットケアを取り入れた在宅看護を知り、自身もやってみたいと思うようになる。

 

引っ越しを機に訪問看護師として働き始めると、患者様やご家族との距離が近く、最期まで看取れる看護に今までにないやりがいを感じる。在宅の現場では、足や爪にトラブルを抱えている患者様も多く、2013年にポドロジープロフェッショナルコースまで資格を取得し、足のケアの提供を始める。

 

巻き爪や陥入爪、肥厚爪、胼胝や角質肥厚などで困っている患者様は多く、訪問看護師をしながら、さらに技術を高めるために、介護施設に月に1回、足趾の爪切りとアロママッサージのボランティアに行き、約3年間で250人以上のフットケアをさせて頂くことができた。

 

訪問看護の現場でもフットケアとアロマテラピーを提供し、今までに約4000人以上の患者さまとそのご家族に喜ばれている。2014年から管理者を任され、その後1年半ステーションの管理業務を学び、会社設立のため退職。現在に至る。

 

 

 

【各種講習】

KOMIケアセミナー基礎理論編6日間コース受講

エンドオブライフケア援助者養成基礎コース受講

ELNEC-J コアカリキュラム 看護師教育プログラム受講

タクテイールケア㈵コース受講

 

【関連団体】

フットケア学会会員

NARDアロマテラピー協会会員

JAAアロマコーディネーター協会会員

KOMIケア学会会員

 


患者さまやご家族への思い・・・


<人生の物語に寄り添う看護>

在宅での看護は、患者さまのご自宅で行います。それぞれの家の状況に合わせて、他職種と連携しながら、安心・安全に在宅生活が送れるよう援助していきます。

病気が悪化しないことは、確かに大切ですが、在宅生活では、生活環境や社会環境、ご家族の状況など患者さまを取り巻くすべてに思いを寄せ、その人らしく暮らしていくお手伝いをすることが必要です。スタッフ間でも同じ看護ケアが提供できるように、KOMI理論を用い、同じ視点で患者さまを看ることができるように努力しています。認知症の患者様には、とくにそういった看護ケアが重要だと考えています。

患者さまの今だけを看るのではなく、今まで歩んできた人生を一緒に振り返り、物語の最後のページまで寄り添っていきたいと思っています。

 


一緒に働くスタッフへの思い・・・


<人材は宝物>

現在、私の考え方に賛同し、働いてくれているスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。

それぞれ、お子さんが小さかったり、趣味があったりしますので働き方や時間についても希望に合わせて、会社として柔軟に対応していきたいと思っています。皆の声をスムーズに反映できるのも自身が立ち上げた会社だからできることで嬉しい限りです。

 

これから、訪問看護師になりたいと考えている方がいましたら、当ステーションを選択肢の一つに加えて頂けると幸いです。新しい仲間が増えることを心待ちにしています。